【2025年版】ガンプラ用ニッパーおすすめ比較3選|初心者から上級者まで使いやすい工具まとめ

  • 2025年6月3日
  • 2025年7月2日
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ヤマト
お勧めニッパのお話しです。プラモデル作りには必須です!

 

ガンプラ製作の第一歩として、“ニッパー”はマストアイテムです。

なぜかというとランナー(ゲート)からパーツを切り取るため、適切なニッパーがないとパーツをうまく取り出せません。

世の中には多種多様なニッパーがあるため、どれを選べばよいか迷いがちです。今回は、実際に使って「良かった」と感じた3種類を、初心者・中級者・上級者向けに分けてご紹介します。

ニッパの種類

現在、プラモデル用ニッパーには主に以下の3種類があります:

種類 特徴 向いている用途
両刃ニッパー 両側に刃があり、ハサミのように切る 初心者向け・価格が手頃
片刃ニッパー 片側だけが刃、もう片方は受け刃 二度切り用・跡が目立たず美しい仕上がり
薄刃ニッパー 刃が非常に薄く、切れ味が鋭い ゲート跡を極限まで目立たなくしたい場合

これからガンプラを始める方や、久しぶりに再開する方におすすめなのが、1,000円〜2,000円前後の両刃ニッパーです。

これらは耐久性が高く、多少力を入れても刃が欠けにくいのが特長。
ゲート跡はやや残りやすいですが、「二度切り」をすれば十分きれいに仕上がります。


タミヤ クラフトツールシリーズ No.93 モデラーズニッパー アルファ74093

タミヤ クラフトツールシリーズNo93 モデラーズニッパー(

 

aurochs 極薄刃 ニッパー 片刃 精密プラスチック専用(中級者)

ある程度ガンプラに慣れてきて、“仕上がりの美しさ”や“効率の良さ”を求めたい方には、3,000円台からの片刃ニッパーが最適です。

これらのニッパーは、切断面が非常に美しく、ゲート跡が目立たないのが魅力。細かい部品の切り離しも得意で、ストレスなく作業が進みます。


aurochs 極薄刃 ニッパー 片刃 精密 プラスチック専用 工具 プラモデル 模型 ゲートカット (グレー&ライム/右手用)

aurochs 極薄刃 ニッパー 片刃 精密プラスチック専用

ゴッドハンド(GodHand)アルティメットニッパー5.0(上級者)

「できるだけゲート跡を消したい」「塗装なしでもきれいに仕上げたい」──
そんなこだわり派に愛用されているのが、6,000円〜10,000円クラスの超高精度片刃ニッパーです。

このクラスのニッパーはまさに“刃物の芸術品”。驚くほど軽い力で、パーツをスッと切断できる快感があります。
ただし、刃が非常に繊細で破損しやすいため、使い方と保管には十分な注意が必要です。

※使用時の注意点

プラスチックはφ3mm以下、透明・半透明の硬い樹脂はφ1mm以下


ゴッドハンド(GodHand) アルティメットニッパー5.0 (旧モデル) GH-SPN-120 プラモデル用工具 青 金属

ゴッドハンド(GodHand)アルティメットニッパー5.0

✂️ ニッパーの正しい使い方と切断テクニック【白化を防ぐには?】

ニッパーはただ「パチン」と切るだけではありません。
実は、ほんの少しの使い方の差で、仕上がりの美しさが大きく変わるのです。

ここでは、きれいな切断跡を残すための基本テクニックをご紹介します。

🔄 二度切りをマスターしよう

ガンプラ製作でよく使われるのが「二度切り」というテクニックです。これはゲートを一度で切らず、2段階に分けて切る方法です。

二度切りの流れ:

  1. ランナーから少し余裕を残して、パーツの根元より少し遠い位置で一度切断。

  2. 次に、パーツ側に残った短いゲートを、丁寧に根本ギリギリで切り落とす。

これを行うことで、白化(切断跡が白くなる現象)やえぐれを防ぎ、美しい表面を保つことができます。

📌 ゲートの種類に合わせた切り方

  • 太ゲート(HG大型武器など) → 両刃ニッパーで一度カット → 片刃ニッパーで仕上げ

  • 細ゲート(RGやMGの内部パーツ) → 薄刃・片刃ニッパーで直接カットも可能

  • クリアパーツ → 強く切ると割れやすいので必ず「二度切り」+ゆっくり圧をかける


☠️ やってはいけない使い方

  • 太いゲートやABSパーツを片刃ニッパーで一気に切断
     → 刃が欠けたり、パーツが割れる原因になります。

  • ニッパーをねじるように使う
     → 刃がすぐにズレたり、軸が歪みます。

  • 刃に金属製のパーツやランナー番号プレートを当てる
     → 特に高級ニッパーには厳禁!

終わりに

ガンプラ製作を始めるなら、まずはタミヤ No.93からスタート。慣れてきたら片刃・aurochsの美しさを体感し、さらに仕上げにこだわるなら超精密・ゴッドハンドへとステップアップしましょう。どのニッパーにも長所と弱点があり、自分の腕前や目的に合わせて選ぶのがベストです。この記事が「ちょうどいい1本」を見つけるヒントになれば幸いです!

これで、ガンプラライフのスタートです!

一緒に謳歌しましょう!!

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