ガンプラを塗装し始めると、「ガンダムマーカーエアブラシって手軽だけど、本格エアブラシと何が違うの?」と気になる人は多いと思います。どちらも魅力的なツールですが、塗装の仕上がりや使いやすさ、準備の手間やコストなどには明確な違いがあります。
この記事では、実際に筆者が両方のツールを使ってガンプラを塗装し、使い勝手や仕上がり、コスト感まで徹底比較しました。これから塗装にチャレンジしたい初心者の方や、ガンダムマーカーから本格エアブラシへのステップアップを考えている方にとって、きっと参考になる内容です。
あなたにとって最適な塗装ツールはどちらなのか? この記事を読めば、その答えが見つかります!
比較!ガンダムマーカーエアブラシと本格エアブラシ
ガンダムマーカーエアブラシと本格エアブラシの比較はざっくりこんな感じ。。。
up主はガンダムマーカーエアブラシからスタートしました!初期費用もそこまで掛からないのが魅力です!
比較項目 | ガンダムマーカーエアブラシ | 本格エアブラシ(例:タミヤ・クレオス) |
---|---|---|
初期費用 | 約3,000〜4,000円程度(本体+エア缶) | 約1〜3万円(ハンドピース・コンプレッサー・周辺機器) |
使用塗料 | ガンダムマーカー(専用インク) | ラッカー/アクリル/水性塗料など |
準備の手軽さ | マーカーを差し込むだけ、ほぼ不要 | 洗浄、希釈、塗装ブース準備などが必要 |
仕上がり | 部分塗装・ベタ塗りはOK/繊細さに欠ける | グラデーション・細吹き・均一塗装が可能 |
洗浄・片付け | ノズルを軽く拭くだけ | 各パーツの洗浄・乾燥が必須 |
使用中の音・匂い | 比較的静か・臭いも弱め(ラッカー未使用) | コンプレッサー音あり・シンナー臭も強め |
使用時間の制限 | エア缶が冷えて短時間で使えなくなる | 電動コンプレッサーなら連続使用可能 |
対応作例 | ワンポイント塗装・初心者向け全塗装 | HG〜MG全塗装・プロ仕上げに対応 |
おすすめユーザー | 小学生〜初心者・狭い部屋の人 | 中級者以上・作品にこだわりたい人 |
実際に使ってみた!両エアブラシの塗装レビュー
ガンダムマーカーエアブラシのレビュー
使用カラーはガンダムマーカーゴールド。マーカーをセットしてスプレー缶に接続するだけで、すぐに塗装が始められる手軽さが最大の魅力です。実際に塗ってみると、【一度に広い面を塗るのは難しい】【塗料の出方が安定しづらい】という場面もありましたが、べた塗りはお任せ!作業音が小さく、匂いも少ないので室内でも安心して使えます。
ガンダムマーカーゴールドで塗装したものです。ゴールドのべた塗りで高級感UP!
本格エアブラシのレビュー
使用したのはタミヤのエアブラシシステム+Mr.COLORうすめ液で希釈したもの。コンプレッサーや塗装ブースの準備にやや時間はかかりますが、塗料の吹き出しは非常に安定しており、細吹きやグラデーションも思い通りに行えました。また、乾燥も比較的早く、塗膜の美しさや均一性はやはり本格エアブラシならでは。片付けの洗浄作業は少々面倒ですが、完成度を重視したい人には間違いなくおすすめです。
こちらは初めて本格エアブラシを購入してやってみた黒立ち上げ塗装です。プラモの世界かわっちゃうよ!
筆者が実際に使っているおすすめアイテム
【ガンダムマーカーエアブラシを使いたい人向け】
GSI クレオス(GSI Creos) GSIクレオス ガンダムマーカー エアブラシ システム
GSI クレオス(GSI Creos) GSIクレオス Mr.エアースーパー190
GSI クレオス(GSI Creos) Mr.簡易塗装ブース
【本格エアブラシに挑戦したい人向け】
タミヤ エアーブラシシステムシリーズ No.44 スプレーワーク コンプレッサー レボII
タミヤ(TAMIYA) エアーブラシシステム No.8 ペインティングブースII シングルファン
まとめ
今回の記事では、「ガンダムマーカーエアブラシ」と「本格エアブラシ」の違いを実際に塗装して比較してきました。
タイプ | 向いている人 | メリット | デメリット |
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ガンダムマーカーエアブラシ | 初心者・気軽に塗装したい人 | 準備が簡単・安価・場所を取らない | 吹きムラが出やすい・細かい表現が難しい |
本格エアブラシ | 中〜上級者・全塗装やグラデに挑戦したい人 | 美しい仕上がり・表現の幅が広い | 準備と片付けが大変・コストがかかる |
みんなも一歩踏み出して新たなガンプラライフの生活に一歩踏み出そう!!!