ガンダムマーカーで塗装するために、ステンレス皿を使っている人は多いと思います。
ガンダムマーカーがステンレス皿に付着して汚れが落ちないなと思っている人は多いと思います。
落とし方を紹介します!!!
汚れを落とすのはうすめ液
塗料を薄めたり、筆やエアブラシの洗浄に使ったりするための液体です!
GSI クレオス(GSI Creos) Mr.うすめ液 中 110ml 油彩 T102
うすめ液とは
模型用塗料「Mr.カラー」の希釈や、塗装用具の洗浄に使う溶剤です。
主な用途
- 塗料の希釈: 筆塗りやエアブラシでMr.カラーを使用する際に、塗料の粘度を調整するために使います。
- 筆塗り: 基本的には希釈不要ですが、塗りにくい場合は少量ずつ加えます。目安は塗料1:うすめ液1程度です。
- エアブラシ塗装: 塗料1:うすめ液1~2の割合を目安に希釈します。粘度が高いとノズル詰まりの原因になるため、筆塗りよりも多めに薄める必要があります。
- 筆や用具の洗浄: 塗装に使用した筆やエアブラシなどの用具を洗浄するのに使います。
Mrカラーうすめ液の成分
Mr.カラーうすめ液は、GSIクレオスが販売するラッカー系塗料「Mr.カラー」の専用溶剤です。その主な成分は有機溶剤です。具体的な有機溶剤の種類は企業秘密ですが、一般的には**トルエン、キシレン、アセトン、MEK(メチルエチルケトン)**などが配合されていることが多いです。これらは、塗料を溶解させ、乾燥を促進させるための揮発性溶剤です。
製品の表示には「第4類第一石油類」と記載されており、これは消防法に基づく危険物分類で、引火性が高く、取扱いに注意が必要な物質であることを示しています。
ガンダムマーカーがMr.カラーうすめ液で落ちる理由
ガンダムマーカーもGSIクレオスから販売されていますが、その塗料の性質はMr.カラーとは異なります。ガンダムマーカーの塗料は、Mr.カラーうすめ液に含まれる有機溶剤によって溶解しやすい性質を持っています。
-
塗料の主成分の共通性: ガンダムマーカーの塗料も、ラッカー系塗料に近い成分(合成樹脂と顔料、そして溶剤)で構成されています。Mr.カラーうすめ液は、このラッカー系塗料の樹脂を溶解させる能力を持つ溶剤が主成分なので、ガンダムマーカーの塗料も同様に溶解させてしまいます。
-
溶剤の溶解力: Mr.カラーうすめ液に含まれる有機溶剤は、非常に高い溶解力を持っています。この溶解力が、ガンダムマーカーの塗膜を構成する樹脂成分を溶かし、塗膜を破壊してしまうため、拭き取ることができるのです。
-
ガンダムマーカーの塗膜の特性: ガンダムマーカーは手軽に塗装できる反面、Mr.カラーのような本格的なラッカー塗料に比べて、塗膜の強度が若干劣る場合があります。そのため、強力な溶剤であるMr.カラーうすめ液に触れると、比較的簡単に塗膜が溶解してしまうのです。
うすめ液の効果確認
一週間、放置してしまった塗料皿。水で洗っても落ちないし、エナメル塗料でも落ちない。。。うーーー、綺麗にしたい。。。
うすめ液を入れた瞬間の状態。
ステンレス皿に付着したガンダムマーカーの色が変わり始めている!!!
ティッシュでこするだけで綺麗になりました!!!
心もスッキリで気持ち良い!!!
ティッシュでも良いけど、キムワイプの方が安いしエアブラシ清掃にも使えるのでお勧め!
キムワイプ S-200 繊維が残らない! レンズ・ガジェットのふき取りにも クレシア62011
注意事項
匂いが強烈なので、喚起の良いところで絶対やってね!!!UP主は喚起してなかったので、頭痛がした・・・!
終わりに
Mr.カラーうすめ液(中)を使ってステンレス皿に付着したガンダムマーカーの汚れをとる方法を紹介しました。
簡単にとれるから、みんなもやってみてね!